誤った二分法 (False Dilemma ・ False Dichotomy)

実際には複数の選択肢や連続的な程度があるのに、二つしかないように提示する誤謬。

この誤謬は、議論の結論が正しいかどうかとは別に、提示された根拠から結論が導けるかを点検するための概念である。

見分け方

速度か品質かの二択にして、段階的な投入や対象範囲の縮小を選択肢から除く例がある。 主張を「結論」「直接の根拠」「隠れた前提」に分け、前提を受け入れても結論が成立しない反例を探す。

限界と注意点

選択肢を列挙し、互いに排他的か、網羅的かを検証する。 誤謬の名称を相手へのラベルとして使うと、別の人身攻撃や論点のすり替えになる。根拠の不足を具体的に指摘し、追加情報があれば結論が変わる条件も示す。