上流 (Upstream) と下流 (Downstream)

定義

**上流 (Upstream) と下流 (Downstream)**とは、上流 (Upstream) と下流 (Downstream)が表す概念を独立した責務または契約として扱うことである。設計上は、この意味を利用者が観測できる契約と、実装側が維持する条件へ分解する。

仕組み・規則・例

入力、保持状態、処理、出力、失敗条件を列挙し、この概念を所有する境界で一貫して検査する。注文処理を例にすると、注文ID、現在状態、要求操作を入力とし、許可された新状態または理由付きエラーを出力する。表題の概念が関わる条件を一つの境界で検査すれば、保存方式や通信方式を変更しても意味を保てる。

具体的なテストでは正常例だけでなく、空値、境界値、重複、順序逆転、途中失敗を扱う。並行実行がある場合は、版番号や一意キーを使って競合または二重処理を検出する。

適用範囲と限界

上流 (Upstream) と下流 (Downstream)は、名前を導入するだけでは効果がない。解決対象の変更理由が存在し、導入後に責務や依存が明確になる場合に採用する。新しい抽象、変換、永続状態には理解と運用のコストがあるため、小規模で変化しない処理では直接的な実装も比較する。性能、一貫性、拡張性の優先順位と撤回条件を記録し、実測に基づいて見直す。